当社に寄せられた
「よくある質問」について
お答えします。

例えば、アメリカ趣向では、「革は丈夫ならOK」というのが主流で、感触を重視するヨーロッパ趣向とは大きな違いがあります。
塗料を塗り上げて「染みや汚れ、キズや摩耗を隠す」という技法は、アメリカから渡ってきたものです。
このような、「色かけ、リメイク、化粧直し、カラーリング」というサービスは、私共も約３０年以上前から（前身会社にて）、実際に行なっていた技法ですが、無限に存在する革製品には対応できず、当社の場合は、現在中止しております。

色彩や艶はもちろん、感触やタッチまで、単なる塗料の塗装では、「基調の品質」を維持することはできません。
しかし、「色かけ」「リメイク」も、立派なサービスの一つであると、思っています。
つまり、お客様の目的や用途に合わせて、割り切ってご利用されるべきなのではないでしょうか?
今後は、皆様自身が、ご自分の趣向(好み・気持ち・感覚)で、「色をかぶせるだけで良い」のか、「これがお気に入りだから」とか「できれば変わって欲しくない」というように、業者の選択をしていただきたいと願っています。